03-5288-592603-5288-5926

お役立ちコラム

自律神経を整える食べ物は何?乱れによる体への影響も解説

自律神経は、心と体の調整役ともいわれ、これが乱れてしまうと様々な不調を感じるようになります。
特に具合の悪いところはないのに、なんとなく気持ちが沈んでいる・疲れが取れないということが多くなるかもしれません。
病院に行っても特に悪いところがないと言われるのに、なんだか体調が悪い…。

そんな状態をそのままにしておくと、自律神経失調症になってしまう可能性もあるのです。
自律神経の働きを整えるためには、生活習慣の見直しも重要ですが、ここでは主に働きを整えると言われている食べ物や飲み物を紹介しましょう。

自律神経を整える食べ物は何?乱れによる体への影響も解説

自律神経とその働き

自律神経とは、交感神経と副交感神経から成り立っている神経系です。
体温や血圧、呼吸数といった、体の機能を調整している重要な神経なのです。
交感神経は、体が活発に活動する時間帯(昼間など)に優位になります。

心臓の働きを促進するため、血流の流れが盛んになり、体温や血圧が上がって活動的になるわけです。
また、副交感神経は、交感神経の逆の働きを持っています。
つまり、体を休めようと、心臓の働きを抑制するのです。

心臓の働きが緩やかになると、血圧は落ち着き体温も下がります。
心身の緊張がほぐれ、いわゆるリラックス状態をもたらすのです。
交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、活発に行動した体を、しっかりと休め、翌日に良い状態をつなげるという、バランスを整えていると言っていいでしょう。

自律神経が乱れる理由と体への影響

自律神経が乱れてしまうと、様々な不調が出てしまうのですが、なぜ自律神経が乱れてしまうのでしょうか。
自律神経が乱れてしまう原因としては、交感神経が副交感神経よりも優位になっている時間が長いことが挙げられます。
つまり、交感神経がずっと働いていて、副交感神経とのバランスが崩れてしまうわけです。

交感神経が優位になってしまう理由は、生活習慣の乱れやストレスが大きく関係しています。
生活習慣が乱れるということは、食事や睡眠の時間が不規則になり、交感神経から副交感神経に切り替わるタイミングが遅くなります。

ストレスは、人間関係や仕事の悩み、不安やプレッシャーなどで交感神経が優位になり、精神的にも休まる時間が短くなります。
この場合にも、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうので、自律神経が乱れる原因になりやすいと言えるでしょう。

そして、自律神経が乱れると、体には様々な変化が表れます。
肉体的な症状としては、疲れやすくなる・頭痛・肩こり・めまい・冷えなどが起こりやすくなります。

精神的な症状としては、情緒不安定になる・眠れないといったことが多くなり、それが原因で体調不良を起こしやすくなります。
自律神経の乱れは、自律神経失調症の原因にもなるので、早めに改善したいところですね。

自律神経を整える食べ物は

自律神経を整えるには、生活習慣の見直しが重要です。
そして、食事についても、食材を選ぶことで自律神経を整えることが可能なのです。
食材としては、ひれ肉やささみ、青魚などがおすすめです。

これらには良質なたんぱく質が多く含まれていて、ビタミンB6はアミノ酸の代謝を助ける働きがあるのです。
そのアミノ酸は、GABA(γ-アミノ酪酸)と言い、トマトなどに多く含まれています。
GABAを配合したチョコレートなども売られていますから、耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

また、キノコ類や内臓ごと食べることができるシシャモやしらす干しなどには、ビタミンDが多く含まれていて、心や神経のバランスを整えるセロトニンを調整してくれる働きがあります。
セロトニンは、幸せホルモンとも呼ばれ、脳内ホルモンの一つですが、増やすためには必須アミノ酸であるトリプトファンの摂取が重要となります。

トリプトファンは、体内で生成されないので、食事からの摂取が必要です。
チーズなどの乳製品や大豆や豆腐などの大豆製品、米などの穀類に多いので、積極的に摂りたいところです。

自律神経は飲み物でも整えられる

自律神経を整える飲み物もあります。
交換神経が優位になっている時間が長いと、リラックスすることができないので、ハーブを活用した飲み物がおすすめです。

中でも、パッションフラワーは、安眠に導く作用があると言われています。
ハーブティーとして飲むと、草木の香りで落ち着くことでしょう。
寝つきが悪い・ちょっとした音でも目が覚めるという人は試す価値がありそうです。

他には、リンデンもハーブティーとして活用できます。
上品で甘い香りが、寝る前に飲むことで気持ちを落ち着かせるので、安眠できるかもしれません。

また、ココアも自律神経を整える飲み物としておすすめです。
ココアにはデオブロミンが含まれており、セロトニンに働きかけて脳のリラックス効果を促すと言われています。
ミルクココアにすると、トリプトファンも摂ることができるので、一石二鳥と言えるでしょう。

まとめ

自律神経は、生活リズムを整えることで良い状態を保つことができます。
特に毎日の食事は規則正しく、バランスのとれた内容を心がけたいところです。
当社では、老人ホームなどの施設に、調理済み食材を提供するサービスを取り扱っています。
スタッフの負担を軽減し、健康に配慮した食事を提供したい・こういったサービスに興味があるという方は、ぜひご連絡ください。

ミールイノベーションの給食委託についてはこちら

お問い合わせ
pagetop