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特養・老健・グループホームの違い!入居が向いている方の特徴も紹介

介護系施設については、当事者にならなければ特徴や違いを知る機会は少ないです。
以下3つの介護系施設の名前は知っているものの、違いがわからない方もいるでしょう。

● 特別養護老人ホーム
● 介護老人保健施設
● グループホーム

それぞれの違いを理解すれば、施設選びで失敗をする可能性も低くなります。
本記事では施設の特徴や費用、向いている方の特徴について解説します。
施設利用を検討している方は、ぜひご覧ください。

特養・老健・グループホームの違い!入居が向いている方の特徴も紹介

特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・グループホームの違いとは?それぞれの概要を紹介

こちらでは、以下3つの介護系施設の違いについて解説します。

1. 特別養護老人ホーム
2. 介護老人保健施設
3. グループホーム

あらかじめ確認してスムーズに入居できるように準備を進めましょう。

特別養護老人ホームとは?特徴や費用を紹介

特別養護老人ホームとは、家での生活が難しくなった高齢者の方が入居する施設です。

入居できるのは、原則要介護度が3以上(特例で要介護度1〜2の方も該当する場合あり)で在宅での生活が困難となった方です。
特別養護老人ホームには介護・医療スタッフが常駐しているため、手厚い看護・医療的なケアが受けられます。

また公的な施設であるため、一時金を支払う必要はありません。

● 施設サービス費
● 居住費
● 食費
● 日常生活費

支払う必要があるのはこれら4つの費用であり、目安としては10〜14.4万円程度です。

介護老人保健施設とは?特徴や費用を紹介

介護老人保健施設とは、介護が必要な高齢者が自律した人生を送るために生活を支え、在宅復帰または在宅医療に切り替えるためのサポートを行っている施設です。

要介護が1以上の方であればどなたでも入居できるのに加えて、以下2つの特徴があります。

● 3ヶ月ごとに入居継続の判断
● リハビリの専門職員が1名以上在籍

また、介護老人保健施設も公的な施設に該当するため、入居にあたっての一時金を支払う必要はありません。
居住費や食費などを併せて、8.8〜15.1万円程度が必要になるでしょう。

グループホームとは?特徴や費用を紹介

グループホームとは、認知症になった高齢の方が専門のスタッフの支援のもと集団で生活する家です。
住み慣れた土地で共同生活をして、支え合いながら自立した生活をすることを目的としています。

グループホームでは、ユニットと呼ばれる単位で定員が定められています。
原則ユニットの定員は5〜9人です。
少人数制を設けているのは、認知症を患っている高齢者の方は、大規模な施設の場合だと症状を悪化させるリスクが高くなるためです。

なお、グループホームは民間企業やNPO法人によって運営されているため、入居一時金が必要になります。
費用の目安としては、入居一時金が0〜15.8万円程度、毎月の費用は10〜14.3万円程度です。

特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・グループホームに向いている方の特徴

こちらでは、以下3つの介護施設に向いている方の特徴を解説します。

1. 特別養護老人ホーム
2. 介護老人保健施設
3. グループホーム

それぞれの施設の特徴を交えながら解説するので、ぜひご覧ください。

特別養護老人ホームに向いている方の特徴

特別養護老人ホームに向いている方の特徴は、以下のとおりです。

● 要介護度が3以上で在宅での生活が困難な方
● 家族等に負担をかけずに穏やかに最期を迎えられる終の棲家(ついのすみか)をお探しの方
● 費用の負担に対する不安・懸念を抱いている方

特別養護老人ホームは、身体介護や生活支援を受けるための場であり、常にスタッフが近くにいるので安心して生活できます。
また、近年では看取りに対応している施設も増えてきているため、最期を迎える終の棲家としても利用できます。

介護老人保健施設が向いている方の特徴

介護老人保健施設に向いている方の特徴は、以下のとおりです。

● 在宅への復帰を目指している方
● 短期的に専門職員による質の高いリハビリを受けたい方
● 医師や看護職員が常駐している環境で医療的ケアを受けたい方

介護老人保健施設は、医療機関と居宅の中間的な役割を持ち在宅復帰を目指す場です。
医師や看護職員が常駐しているので、何かあったときの不安も少ないです。
また、ショートステイやデイケアとして利用できる点も特徴といえるでしょう。

グループホームが向いている方の特徴

以下の特徴に当てはまる方は、グループホームへの入居が向いています。

● 介護や医療的なケアは必要ないが認知症になり日常生活を1人で過ごすのが難しい方
● 馴染みのある土地で引き続き生活を続けていきたい方
● 認知症の症状を少しでも和らげたいと考えている方

グループホームは、認知症になった方が住んでいる地域で生活ができるようなサービスを提供する施設です。
最大でも18名の少人数制を導入しているので、症状が悪化するリスクを抑えられるでしょう。

まとめ

本記事では、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・グループホームの特徴について解説しました。
それぞれの施設で入居できる条件や向いている方が異なるので、事前に確認しておく必要があるでしょう。

また、あらかじめこれらへの理解を深めておけば、必要な準備や選ぶ際の判断材料にもなります。
知識を身につけてあらかじめ準備をし、スムーズに施設へ移れるようにしておきましょう。

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