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【まるッと解説】サービス付き高齢者向け住宅の食事提供サービス

サービス付き高齢者向け住宅制度は、高齢者が自分らしく生活できる場所として、平成23年に開始されました。

入居を考えている方の中には、食事提供の内容に興味を持っている方もいるでしょう。
生活する中で必要となる移住食なので、住み始める前に詳細を確認しておきたいですよね?

本記事では、サービス付き高齢者向け住宅の概要や、食事提供の有無について解説します。
有料老人ホームとの違いについても解説するので、気になっている方はぜひご覧ください。

【まるッと解説】サービス付き高齢者向け住宅の食事提供サービス

サービス付き高齢者向け住宅とは?概要をわかりやすく解説

先述しましたが、サービス付き高齢者向け住宅とは、高齢者が自分らしく生活できる場所を提供するための施設です。
歳をとると、誰かに介護されながら生活するのが当たり前だと感じる方もいるでしょう。

しかしこちらの施設は、そういった考えとは異なる新しいコンセプトのもと誕生しました。
以下で詳細を解説していきます。

基本的な生活が自分でできる高齢者向け

サービス付き高齢者向け住宅はその名の通り住宅であり、プライベートな空間が確保されています。
一般的な介護施設であれば、常に誰かと隣り合わせで生活するので、不快感を感じる方も少なくありません。

一方サービス付き高齢者向け住宅では、一人になりたい場合はそうできるので、生活しやすい環境といえます。

なお名前に含まれている「サービス」には、以下のようなものが含まれており、介護を提供されるわけではありません。

● 安否確認
● 生活相談

間違いやすい名前となっていますが、混同しないように気をつけてください。

またサービス付き高齢者向け住宅は、以下のような基本的な生活ができる方が入居する施設です。

● 食事
● 排泄
● 入浴

そのため、一人で生活するのが困難な方や、誰かの手を借りながら生活したいと考えている方は、違う施設へ入居したほうがよいでしょう。

オプションでサービスの追加も可能

サービス付き高齢者向け住宅に標準で付属しているものに加えて、以下に当てはまる場合はオプションで家事や介護などのサービスを追加できます。

● 併設されている介護事業所がある
● 近隣のサービス提供事業者のエリア内に住んでいる

追加できるサービスは個々の住宅により異なるので、事前の確認が重要です。

有料老人ホームとの違いは主に3つ

サービス付き高齢者向け住宅は、有料老人ホームと混同する方が多くいます。
実際二つの名前を聞いても、すぐに違いを答えられる方は少ないでしょう。

これらの施設の違いは、主に以下の3つが上げられます。

● 根拠法令
● サービス
● 生活スペースや設備

それぞれの項目について、違いを次の表にまとめたので確認してみましょう。

 

サービス付き高齢者向け住宅

有料老人ホーム

根拠法令

高齢者の居住の安定確保に関する法律

老人福祉法

サービス

・生活相談

・安否確認

・食事

・介護(入浴、排泄、食事など)

・家事(洗濯、掃除など)

・健康管理

生活スペースや設備

・居住部分の床面積が25㎡以上

・居住部分に台所、便所、浴室などを完備

・バリアフリー構造

法令上の基準はない(自治体の指導指針はあるが義務ではない)

サービスや生活スペースを確認すると一長一短がありますが、ご自身の状況に適した施設へ入居したほうがよいでしょう。

なお、住宅事業の一環として有料老人ホームの要件となるサービスを行う場合は、そのサービス部分については有料老人ホームとなり、老人福祉法が適用されます。

サービス付き高齢者向け住宅の食事提供サービス

サービス付き高齢者向け住宅には、標準では食事提供が含まれていません。
しかし、生きていくうえで必要となるものなので、利用できる場合が多いです。

こちらでは、サービス付き高齢者向け住宅の食事提供サービスについて解説します。
特徴を理解したうえで、入居するかどうか判断してください。

利用回数やどこのサービスを利用するかは自由

食事提供サービスを利用する方法は、大きくわけて3つあります。

● 住んでいる住宅のオプションサービスを利用する
● 外部の食事宅配を利用する
● 外部の家事代行を利用する

どの方法を利用しても問題はありませんし、利用回数も自由に選択できます。
付属している台所を使用して朝と昼は自炊し、夜だけ利用する方法のも手です。

なお住宅のオプションサービスや外部の食事宅配を利用する場合の食費は、1食500円から600円程度の場合が多い傾向にあります。
家事代行の場合は、一週間分の食事を作っておいてもらう方法もあります。
利用料金は個々の家事代行によって異なるので、詳細を確認してくださいね。

食事メニューは人によって異なる

サービス付き高齢者向け住宅の食事メニューは、その人の身体状況によって異なります。
例えば、糖尿病や腎臓病などの病気を患っている方には、健康に配慮した食事を作らなければなりません。

具体的には、以下のような種類のメニューが提供されるでしょう。

● 治療食
● 介護食

治療食では塩分やカロリー数を減らしたり、そのほかの成分を制限したりします。
介護食は噛む力が低下している方であっても食べやすいように、ミキサーで細かくしたりゼリーのように噛まなくても食べられる食事が提供されたりします。

サービス付き高齢者向け住宅はWeb上で簡単に検索可能

サービス付き高齢者向け住宅へ自分自身または家族が入居を希望する場合は、Web上で簡単に探せます。
住宅は自治体から登録を受ける必要があり、そのあとWebサイト上にあるシステムに掲載されます。

このシステムでは、居住を希望する市区町村ごとに物件の検索が可能です。
また、提供されているサービスも掲載されているので、希望に添った物件を探せます。

「サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム」はこちら

まとめ

サービス付き高齢者向け住宅は高齢者が自分らしく生きるために設立された施設であり、基本的な生活ができる方が入居対象となっています。
食事を提供している施設も多くあります。

また、噛む力が弱かったり病気を患っていたりする方に適したメニューが提供されているので安心です。

サービス付き高齢者向け住宅はWeb上で容易に見つけられるので、ぜひ探してください。

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